DESIGN to UK - デザインと英国

ロンドン在住デザイナーのユズハシがイギリスでの就職活動、仕事について書いてるブログです。

クリエーターのCV(履歴書)

f:id:yuzuhashiUK:20160425202225j:plain

就職活動でかならず要求されるもののひとつ、それがCV(シーヴィー)と呼ばれるいわゆる履歴書です。

クリエーターは個性的なCVが必要?

上記まとめのような個性的で凝ったものが必要なのかといえばこれは「会社によりけり、読む人によりけり」としか言いようがありません。
インパクトがあればたしかに目はとまりますが、画像や色の情報量が増えるため途中で読むのをやめられたりするリスクもあります。
あと凝ったデザインや色を使うとファイルサイズが大きくなり、ジョブエージェントによっては容量過多でアップロードすら出来ない事も多いです。
ではシンプルによくある感じのCVにしようか…と思っても会社側によっては「それでは退屈だ」と思うかも?と考えてたらCVがいつまでたっても完成しません。


僕は最初イラストレーションを盛り込んだ華やかでポップなものや、日本風の渋くてかっこいいCVなどいくつかデザインをあげてみて選ぼうと考えたのですが、どうもしっくりこない。色や柄で目を引くことはできても何となく自分を偽ってるような変な感じがありました。
会社の色にあわせて履歴書をいちいちデザインするわけにもいかないし、どうしようか…と悩みました。

 

徹底的な完ぺき主義CVを作ってみた

悩んだ僕は原点のモノクロの履歴書に戻りました。
そして文字詰めやフォント選びはもちろん行間調節、初めてみたときの黒と白の面積比など、「デザインの要」ともいえる調節と調整を重ね誰がどうみても一瞬で「整理整頓されて美しいと思えるCV」を作りました。
参考にしたのはシャネルやディオールの広告デザインです。ブランド品に疎い僕でも「カッコイイ!」と思う広告を打ち出すそれらのブランドの余白の使い方を参考にデザインを組んでいきました。
色やパターンではなく必要な情報を使ってデザインする、それが僕には出来ます、というのをCVで見せようと考えたました。基礎が出来ることをアピールしてポートフォリオでは「CVはあんなきっちりしてたけどこんな崩したデザインもできる」という比較によるインパクトを相手に与えよう、自分は色々なカテゴリーのデザインができるんだ、という事を示したかったんです。

添付資料もつけてみよう

全ての会社が自分のポートフォリオウェブサイトにアクセスしてくれるとは限りません。日々CVが届くなかコピペしてサイトをみて…という作業が億劫な人事もいると思いますw
もし会社の求人にダイレクトにCVを送るのであれば、カバーレター+CV+自分の作品資料のPDFもつけると良いと思います。

ジョブエージェントによっては添付資料アップロードができないところもあります。
なので…


・CVのみ(PDF・ワード)
・カバーレター+CV
・カバーレター+CV+添付資料

の3種類のデータを作っておけば、様々なジョブエージェントや会社のアプリケーションフォームに対応できると思います。

気をつけよう、文字の大きさ

夢中になればなるほど忘れやすいそして蔑ろにしまいがちな「文字の大きさ」。そのCVを読む人はもちかしたら60代かもしれないし、目が極端に悪い人かもしれません。
一番最初に「読みにくいな」と思ったCVって最後まで読まれる確立は半分以下です。これは日本語ででもですが…。 日本語だと10.5ポイント以上推薦ですが英語でもこれは同じです。

 

僕がCVに載せた個人情報と趣味の欄

・日付
・名前
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・ポートフォリオ用ウェブアドレス
・学歴
・職歴
・職歴の説明
・ビザステータス
・誕生日
・国籍
・趣味

 

イギリス式盛って盛って盛りまくれ!?

日本でも履歴書を書くときってすこーし情報を盛ることありますよね。自分を売り出すための履歴書、すこし大げさにポジティブに書くのはある意味で戦略ですがイギリス式は「嘘を書いてもそれを真実にしろ」というくらい盛りに盛ってのごり押しです。


「バレたら終わりじゃないか!」と思うけど、イギリス人は嘘の駆け引きが上手い、三枚舌外交とよばれる国で生まれ育った国民は伊達じゃないです。
勤続年数の長さやスキル(ぐぐって情報流し読んでスキル欄に書くなど)、カバーレターだって「俺がいないとお前の会社はつぶれてしまうぜ!」レベルの自信満々な文章が並んでいます。


僕が履歴書とカバーレターをイギリス人の友人に添削してもらったときに「もっとパッションを見せなきゃだめだ」と彼が適当に文章を描き直してくれたのですが「世界を相手に」「トップクラスのデザイナー」「全くもって完璧な人材」など次元が違うイディオムが並んで「大げさすぎるし抽象的すぎない?」と思ってたのですが、添削前と添削後を違う友人に見てもらうと添削後の方が「一緒に働きたい」と思えるものだとか…
これはカルチャーショックか?感覚の違い?僕が過小評価しすぎなのか彼が過大評価しすぎなのか?何はともあれもし機会があればイギリス人もしくは在英歴がながい方に一度添削してもらって下さい。

 

意外に重要?趣味の欄

こちらにきてよく聞くのが「趣味の欄に書いたことが会社の目に止まり面接によばれた」ということ。その友人の趣味は写真、時々写真をとってはSNSにアップする程度だけどそれに興味をもたれたようです。
僕は趣味の欄に「書道」と書いてたのですが、これは結構食いつかれました。筆文字作成など出来るか?と聞かれたり…。
あとサッカーも書いてたのですが「サポートしているチームはどこですか?」と面接で聞かれ相手の聞き方からして「あ、この人サポーターだな…ここでライバルチームの名前をもし言ったらやばいかなあ」と思いならがも「マンチェスターユナイテッドです!」と答えました。すると笑顔で「そうか、僕はマンチェスターシティ(マンUと犬猿の仲)なんだよね~…」といわれ空気が凍ったことがありますw
サッカーサポーターの皆さん、気をつけてくださいw
志願者のちょっとしたパーソナリティが垣間見れる欄なので「お!これは!」と思われるユニークなものや、また長くやってることなどを色々書くのは有効だと思います。

f:id:yuzuhashiUK:20160531093152g:plain
- Design to UK -
Thank you for reading this to the end!

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ にほんブログ村 海外生活ブログ 海外就職へ にほんブログ村 海外生活ブログへ